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力を抜くコツ

カラダの力を抜いてって言われてもなかなか難しいんですよね。

特に上半身は力が入りやすい。

 

忙しかったり、焦っていたり
緊張していたり、気が抜けなかったり。
ちゃんとしなきゃーって無意識に思っていたりしてもカラダは反応する。

 

いろんな理由やそれぞれに日々のシュチュエーションからカラダの力ってなかなか抜けない。

 

 

そんな時よくイメージするんです。

 

よくイメージするのはヒヤシンス。
(水栽培のイメージでお願いします。笑)

 

お尻(骨盤周り)がヒヤシンスの球根だとします。

 

根っこが下半身や脚。

わたしのもう少し具体的なイメージだと、根っこの根元は座骨のイメージ。

球根から芽が出るところからが上半身。

 

 

細かいことは気にせず、その辺は自分がイメージしやすい境目でカスタマイズしてみてほしい。

 

 

 

ヒヤシンスの水栽培の花瓶って、球根を安定して納められるようになってるし、根っこのところはいい感じに穴が空いているじゃないですか。

 

 

球根をそこに置いて、お水につけてると根本から根っこが生えてくる。深さがあるほどのびのびとたくさん枝分かれしながら成長する。

 

 

球根はただそこにいるだけ。

なんですよね。

 

 

自ら芽を出そうと力んだり、上に伸びたいがためにふわふわ浮くこともない。

 

根っこもそこにいながら下に伸びていくだけ。不自然に球根ごと水中にはまろうとしない。

 

 

ただその状態でいながら、周りのサポート(気温や風、光、愛情)を受けながら、成長していく。

 

そうして根っこが育ち、だんだん幹も育ってきて、いつのまにかヒヤシンスの花が咲く。

 

 

ヒヤシンスの幹だって自分の幹だけの力で伸びようとしない。

 

 

球根や根っこの重力がちゃーんとそこにいてくれるから、真っ直ぐでも、あっちこっちに伸びても、苦しそうじゃないし力んでもない。

安定しているし美しい。

 

 

 

そんなイメージなんです。

 

 

 

あなたの骨盤やお尻もヒヤシンスの球根のように今いる場所にただフィットしてみてください。

 

 

そこから根っこが抵抗のない状態に伸びていくイメージで脚を捉える。

足裏が地面を越えてのびのびと私たちのいる地球の真ん中にグラウディングするように。

 

 

そうすると自然に上半身の力が抜けやすくなってのびのびといられる。

 

 

ヒヤシンスだけじゃなく、人間も一緒。

 

地球上の自然のものだから。

 

 

そのままで何も抵抗しなくていい。

 

重力も浮力もありのまま活かすんです。

 

 

力を入れてパワーで根付かせようとしなくてもいい。

抵抗のない状態が、カラダがそもそも持っている機能をいちばん発揮できる。

 

 

私たちは、これから咲く花のことを心配しすぎず、そのままの姿で、伸び伸びとただその瞬間を周りのサポートを受けながら成長していけばベストなタイミングで花は咲くから。

 

 

あなたのヒヤシンスは今どんな状態でいますか??

 

 

まだかまだかと花が咲かないことに嘆くよりも、成長していく小さな変化や過程、どの時期もわたしは楽しんでいたいです。