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感じたいのに感じられない

 

会話の中で


「感じたいのに感じられない」

と、正直にその人のその時の思いをオープンに伝えてくれる時があります。

 

 

そんな時は「感じなくていいんじゃないですか~」と答えています。

 

 


感じるって、自然なことなんです。

自然に感じることで、自ら探して感じにいくものではない。

 

 

この酷暑の中、外に出て「寒っ!」って口から出ちゃう人はほとんどいないだろう。
暑いと感じているのであれば。

 

 

だからもしもわたしが、どれだけ涙の涙な場面で、周りの人たちも泣いてて、一緒に感動したかったとしても、
実際のところ「モヤっ」としたのならば、わたしのその時の正直な感情は受け入れがたくてもそれなのだ。

 

 

 

だって自然に出てくるものなんだもの。

感動したいと思って感じにいくものではない。

 

 

 

 

ただ、本当に今この瞬間に居ると、

自然と感じるものは何かしら出てくると思っています。

 

つい頭の中は過去や未来はタスクに忙しくなりがちですからねぇぇ。

 

 

今食べてるものもテレビを見ながら食べるのと
ひと口を味わって食べるのでは
同じ食べ物では味は違いますしね。

 

 


今この瞬間にわたしが居ることが、感じるセンサーをキャッチしやすくする。

 

 

 

そして、わたしは感じ方は選べると思っています。

 


起こった出来事や在るもの対して、
ありがたいと感謝を感じるか
なんでこんなんやねんと嘆きを感じるかは選べる。

 

 

 

 

その時感じた(感じてしまった)ことが、先ほどのように理想的なものでなくてもいいんです。

 

 

 

だけど、居心地悪くてモヤっとしたことをスルーしたつもりでも、


そのスルーしたものは、見えないところで認識なく私たちの人生に影響し続ける。

 

 

 

自分のタイミングでいい。勇気がいるけれど、本当に感じたこと、感じていることを自分自身が受けとめて認めてあげるだけでいい。

 


それだけで自分のことをまた知ったり

軽くなって重かったことに気がついたり

何か一歩進んだような感じがしたり

 

色んなことが自分の中で起こる。

 


そしてまた新しい感情が出てくる。それはきっとモヤっとしたものではないだろう。

 

 

 

 

感じるのは今に居ながら自然に任せて

感じたことをスルーしてそのままにしておくことも、内側を観た後の感情も、

 

どんな風に捉えるかは私たちが選択できる。

 

 

 

自分が感じたことを自分自身が受け止めてあげることは、自分に対する大きな信頼になって、周りの人とも信頼関係も拡がっていく。

 

 

 

だから「こんなこと。。」と思ったその言葉も本当に感動したその言葉も

違和感なく届く。

 

 

 

本当に心から感じた言葉を発している人の声は人の心に響くから。きっとわかる。